ハンター気分で雨の街を闊歩する

台風が去った日曜の午後。愛犬ウェルと近所をお散歩。

金木犀の花が強風の影響で、道のそこかしこに。

足元は、20年愛用のビーンブーツ。雨天時のお散歩には欠かせない。


妻とお揃い購入し、初めて 着用したのは、新婚旅行で12月の

アラスカを廻った際。フェアバンクスではマイナス30度を

体験したが、ビーンブーツのお陰で足元はしっかりしていた。

林勝太郎先生によると、このハンティングシューズの始まりは、

L.L.BEANの創業者レオン・レオンウッド・ビーンが

ハンティングガイドをしていた1880年代、当時の水を吸うと

重くなり泥にも弱い当時の総革製のシューズを改善したものに始まる。


ゴム製の靴へ単に変えたのでは、蒸れる上に、強度的に問題が

ある。そこで、ビーン氏は両者を折衷するアイデアを思い付く。

ハイブリッドの誕生☆


かくして1912年、後世に残る「ビーンブーツ」が発売された。

足首回りには耐水牛革、甲から底にかけて防水性と弾性を高めた

特殊ゴム。底は滑り止めに優れたパターンゴム。


『ハンター気分で雨の街を闊歩するのも悪くない』と言われた

林先生に倣い、楽しんでいる。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”