”英国国民がEU離脱を選択したことによって、
最も苦しい立場に立たされたのは、英国ではなく
日本なのかもしれない”
英国のEU離脱を問う国民投票の開票作業。
最も苦しい立場に立たされたのは、英国ではなく
日本なのかもしれない”
英国のEU離脱を問う国民投票の開票作業。
BBCは離脱の票が多数を占めることが確実に
なったと報道。投票日は大雨となった中、
離脱派の方が投票率が高くなったことも一因に
あるとか。
スコットランドでは残留が多数を占めた投票結果
であったことを受け、EUに残留するため英国から
の独立を求める意向を示唆しています。
EUからの離脱、英国からの離脱。
フランス・イタリア・スペインなどEUを支える主要国に
EUへの反感が広がりつつあるとか。
英国のEU離脱が決まれば、主要国に離脱連鎖
が起こりかねません。
その影響がどう表れていくでしょう。
「英キャメロン首相は大きな賭けに出て、敗れた。
人々の恐怖につけ込んだジョンソン前ロンドン市長、
ゴーブ司法相、英国独立党(UKIP)の
ファラージュ党首が勝利した。
英国、欧州そして世界は傷付いた。
英国は衰え、おそらく国内の分断が続く。
欧州連合(EU)は2番目に経済規模が大きく、
最も世界に目を向けていた加盟国である英国を失った。」
(フィナンシャルタイムズ紙)
英産業連盟(CBI)は、英国がEUから離脱
した場合、2020年までに1000億ポンド(1450億ドル
、約16兆円)の経済損失が発生し、95万人の
雇用が失われる、との試算を公表しています。
英国には日系企業約1千社が進出、約14万人を
雇用。日本から英国への直接投資額は2015年
152億500万ドル。
今日に入り株価は1350円安、為替は大幅な円高
傾向と日本経済への影響が出始めており、今後の
動きを注視。
『格差が揺り動かす内なる分裂のマグマ』
0コメント