『「愛」が基盤』

鮫島純子様(明治の実業家 渋沢栄一翁令孫)をゲストに

お迎えした、照隅会「神渡良平人間学」第49回。

12月8日に無事開催しました。

ご協力いただいた尾崎行雄記念財団の石田事務局長に

深くお礼申し上げます。

 

神渡先生より、著書「天翔ける日本武尊」から

日本武尊の苦悩と見守る天之御中主神の恩寵、

陽の当たる者と当たらぬ者との葛藤を経た氷解のお話。

  

97歳の鮫島様からは、憲政記念館とのご縁として

尾崎行雄翁と祖父渋沢栄一翁、自身と相馬雪香様(

行雄翁三女)との親交を紹介いただきました。

照隅会と尾崎行雄記念財団との縁をそもそもつないで

くださった長峯基先生には、大変感謝しております。

 

「相手の喜ぶことをする。何でも楽しんでやる」の

お気持ちで純粋な公益を追求し、「日本全体を

良くしたい」と切実に願っていた渋沢翁。


「愛」を基盤として自分の身を通し世の中に遺すと

いうDNAは、孫の純子様にしっかりと受け継がれました。

 

朝、明治神宮を参拝し自然の気にふれている純子様。

95歳の際、最近自分は年をとったなと感じられたこと

があったそう。

そうおっしゃりながら1時間近く立たれたまま、

綺麗な姿勢でお話をされるそのお姿には敬服でした。

 

「純なる哉、純なる哉」と御祖父様に名付けられた通り、

心身の広く澄み渡る清浄な方の素晴らしさ。世界平和の

「祈り」を実践され「愛」に溢れた多くの言ノ葉を、

直接お聞きできたことに深く喜びを感じております。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”