米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の
フェイスブックは1日、新規株式公開(IPO)に向けた
申請書類を米証券取引委員会(SEC)に提出した。
調達額は50億ドルとしているが、投資家の需要に
応じて変更される見通しで、最大で100億ドルに
達する可能性がある。
IPOで、フェイスブックの企業価値は
最大1,000億ドルになるとみられる。
フェイスブックは1日、新規株式公開(IPO)に向けた
申請書類を米証券取引委員会(SEC)に提出した。
調達額は50億ドルとしているが、投資家の需要に
応じて変更される見通しで、最大で100億ドルに
達する可能性がある。
IPOで、フェイスブックの企業価値は
最大1,000億ドルになるとみられる。
申請文書にはFaceBookのマーク・ザッカーバーク氏
の手紙が添付された。その内容はとてもすばらしく、
共感できるものだ。
http://techse7en.com/archives/3824847.html
『Facebookは元々会社になることを目的として
作られたのではありません。世界をもっとオープンにし、
つながりを強めるというソーシャルミッションを達成する
ために作られました。
このミッションが私たちにとって意味するものは何か、
どのように意思決定するか、そしてなぜ私たちは今
やっていることをしているのかをFacebookに投資する
皆が理解することが大切だと考えます。
この手紙の中で当社のアプローチの概要を説明
しようと思います。
Facebookで当社は人々による情報の拡散と消費の
革命を実現した技術に触発されました。
当社は印刷機やテレビなどの発明について語ること
があります。
コミュニケーションをより効率的にすることにより、
それらの発明は社会の重要な要素の完全な変容へと
導きました。
それらは多くの人に発言の機会を与え、進歩を
促進しました。
それらは社会の組織を変革しました。
私たちがお互いにより近づけるようになったのです。
今日、私たちの社会はまた大きな転換点に
来ています。
世界中の多くの人々がインターネットやモバイル
フォンでアクセスし合える時代に私たちは生きています。
これらは彼らが考えていること、感じていること、
そしてやりたいことをすることをシェアするのに
必要な素晴らしいツールです。
Facebookは人々にシェアし合い助け合うための力
を与え、中核の機関や業界の多くを再び変容させる
ためのサービスを構築することを目指しています。
世界中の皆がつながり、皆に発言の機会を与え、
将来のための社会の変革ができる大きな必要性と
大きなチャンスがあります。
今構築されるべき技術の規模とインフラ基盤は
これまでに例のないものであり、それこそが私たちが
注目すべき最大の問題であると考えます。』
(記事より一部抜粋)
ところでザッカーバーク氏は、個人的な
金儲けに興味がないという。
彼は、『人類のコミュニケーションのあり方
を改革する』というビジョンを持ち続けており
、これの前では物質的贅沢などのために割く時間も
情熱もないという。
現在ザッカーバーグ氏が住んでいるのは、
会社の近所の多少大きめだがその付近では普通の
一戸建だ。
「700万ドルも出してこんなしょぼい家しか買えない
のか」とアメリカで評判になったくらいだという。
家には、ハーバード時代からのガールフレンドと
愛犬と暮らしているそうだ。
『利潤のためではない。人々をオープンに結びつける
ことにより、世界をよりよい場所にするためだ』
彼と彼の思いに共感する世界中の人々の手で、
この社会はどんどん変わっていく。
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