『教育って感動だと思います』

「教育って感動だと思います。
子供たちのちょっとしたことに、周りの大人が一緒に
なって喜んであげることが、子供たちに感動を与える
ための第一歩です」


山口良治さん(伏見工業高校ラグビー部総監督)の言葉。

テレビドラマや映画にもなった「スクールウォーズ」のモデルとして

有名で、「泣き虫先生」として知られる素晴らしい先生。

山口さんのことを思い出し、久しぶりに「プロジェクトX」
”ツッパリ生徒と泣き虫先生”
を観ました。

ツッパリ生徒の心をつかみ、ラグビーを通じて真の教育を貫き通し、

弱体だったラグビー部がどんどん急成長し全国優勝まで成し遂げてしまう。


”何か自分の身の回りで起こったとき、
人のせいにしたり、自分に関係ないことと思わず、
まず自分を見つめ、どうしたら良くなるのか、
どうしたら強くなるのか、どうすれば正しいのか、
これらを自分に問う勇気を持った子に育てる。

その方法はと聞かれれば、答えは一つ。

私たち大人が、そういう見本になる生活をすれば
良いのだと思います。

私は、教師ですけれど、まだ子供達に
「先生のようになってみろ。そして追いついて、
今度は先生より大きくなってみろ」とは、
まだまだ言えるだけの実践も積んでいないし、
見本になれる人間にはなれていません。

親御さん達もそうではないでしょうか。
「お父さんのようになりなさい」「お母さんのように生きなさい」
と言える大人が、どれだけこの今の日本にいるでしょうか。
まずは私たち大人が、自分に矢印を向ける勇気を持たないと、

これからもっと荒廃が進むことでしょう。

やはり、今です。今!”

誰に対しても思いやりを持って接する、山口さんの理論は決して

理屈なんかではありません。

『誰が何を言おうが、涙のパワーは痛みも疲れも全部吹き飛ばしてくれます。
今の世の中、みんな涙を失いすぎています、涙は誠なりです』
『自分は何をしてやれるのかを考えるのが、指導者なのです』

人間に対する深い愛情が強く感じられます☆

「プロジェクトX」”ツッパリ生徒と泣き虫先生”(NHK)
何度見ても、感動で涙が溢れ出てきます。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”