『子供たちが未来に夢や希望を持てる社会の共創』

明治初めの日本。大森貝塚を発見した米国の動物学者エドワード・モースは著書に、日本は「子どもの天国」であり世界中で日本ほど子どもが親切に取り扱われ、深い注意が払われる国はないと記しました。

それから百数十年。社会が変わり、地域や親と子の関係も変化する中、私たち日本人は、いったいどこに「天国」を置き忘れてしまったのでしょう？
西欧文化に憧れ、追いつこうとして坂の上の雲を目指し駆け上がった先人たちが、麓に置き忘れてきた尊い精神。

すなわち自然と季節に感謝しながら、互いの幸せを祈って生きるという共生社会における循環の大切さを取り戻したいと願うものです。そのために、誰一人として正解を有している者はいないという立場を起点として、異なる視点をもつ者が互いに謙虚かつ批判的に語りあっていく。

そのような姿勢が、現在の日本社会が味わいつつある挫折の経験から、世界中の人々とともに広く問題を共有することにつながるのでしょう。子供たちが未来に夢や希望を持てる社会の共創を目指して、Cremonyはさらに動いていきます！