ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦選手
が、JOCなどから給付される報奨金を、11年3月に
発生した東日本大震災の被災地支援などに充てて、
地元への感謝の思いを伝えるそう。
「とにかく日々精進して、五輪王者としてふさわしい
人間になれたらいい」
金メダリストになっても尚謙虚さを保ち続けようとする
19歳の姿、素晴らしいです。
が、JOCなどから給付される報奨金を、11年3月に
発生した東日本大震災の被災地支援などに充てて、
地元への感謝の思いを伝えるそう。
「とにかく日々精進して、五輪王者としてふさわしい
人間になれたらいい」
金メダリストになっても尚謙虚さを保ち続けようとする
19歳の姿、素晴らしいです。
美しい演技で日本中を元気にした羽生が恩返しを
約束した。
席上、報奨金の使い道についての質問が飛ぶと、
真っすぐ見据えて「震災への寄付だったり
スケートリンクへの寄付だったり、そういうところ
に使おうかなと、今の段階では考えています」と答えた。
よどみなく発する言葉に、被災地への思いがあふれた。
地震があった11年3月11日は、仙台市内のアイス
リンク仙台で練習中だった。
市内の自宅は全壊し、4日間の避難所生活も強いられた。
12年5月に拠点をカナダのトロントに移した際は
後ろめたさを感じたほどだ。
金メダルの羽生に給付される報奨金は、JOC300万円
と日本スケート連盟300万円の計600万円。
いまだ復興が進まない東北に、恩返しの気持ちを込める
つもりだ。
「ゆづの恩返し」はこれだけにとどまらない。
会見前に訪れた文部科学省では、下村博文文科相らと
歓談中、「僕は被災地の仙台から出た人間なんですけど」
と切り出すと、こう“陳情”した。
「東北には6県で通年のリンクが1つしかない。
24時間ほとんど埋まっている状態で、なかなか練習時間
が取れない。
そういう環境で世界選手権3位まで頑張ったが、(継続は)
厳しいということでカナダに出る決断をした。
これをきっかけにではないが、東北のスケーターの方々
にご支援を…」
後進の育成や裾野を広げることは、愛するフィギュア
スケートへの恩返しでもある。
それにはまず、ハード面の充実が前提。
被災地やフィギュア界のためには、金メダリストの肩書を
存分に利用していくつもりだ。
今後は3月26日に開幕する世界選手権に向けて
再スタートを切る。
2時間遅れのフライト、分刻みの忙しいスケジュールにも
「早く練習して世界選手権へ向けて頑張りたい」と答えた。
http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140226-00000055-spnannex-spo
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