映画「新少林寺/SHAOLIN」を息子と観ました。
1912年の中国大陸、清朝が倒れて列強が進出
し、国中が揺れている時代。
1912年の中国大陸、清朝が倒れて列強が進出
し、国中が揺れている時代。
辛亥革命の翌年という混乱したこの時代、
映画では軍閥の私利私欲により民衆がいかに
過酷な状況にあったのかを交えながら描かれて
います。
日々を必死で生きる人々は、何が正しくて何を
信じてどう生きていけばいいのか、揺さぶられて
いました。
価値観がひっくり返った時代、どのように行動
すればよいのか。幸福とは何であろうか。
この映画では、富や権力、強さに固持する
愚かさを浮き彫りにし、暴力的なシーンがその
浅ましさをさらに訴えます。
そして煩悩を自覚する心、罪を悔い改める勇気
こそ、本当の強さであることを理解させられます。
過酷な運命は多くの民衆だけでなく、主人公たち
にも、そして少林寺も襲いかかる。
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