食中毒にはどうぞご用心を。
先週木曜の午後、仕事場の近くにあるスーパーで
お昼用に買った惣菜(コロッケ、稲荷ずし)を食べた
後から、油の違和感を胃に感じ、倦怠感も急に襲っ
てきて、夕方仕事場から帰宅すると発熱が。
最初は風邪だろうかと思い、妻に葛根湯を煎じて
もらい、それを飲んで床についたのですが、いっこう
にとれず、夜中頃から胃腸に痛みを感じるように。
金曜の朝、吐き気を覚えて起きると頭痛も感じ、
嘔吐。胃痛に苦しみながら床に。夕方仕事場から
戻った妻に運転してもらい近くの胃腸科へ。
診断は、「細菌性急性胃腸炎」。
薬を二種もらって静養に努めましたが、回復には
時間がかかり、土曜も起きているのが辛い状態。
日曜朝、ようやく起き出せるようになりました。
結局、丸二日寝込むことになってしまい、代講を
お願いするなど周りにも迷惑をかけてしまいました。
この「細菌性胃腸炎」、カンピロバクター(ブタ肉、
トリ肉)、サルモネラ(タマゴ、トリ肉など)、病原性
大腸菌(牛肉など)、腸炎ビブリオ(カキなどの
魚介類)、黄色ブドウ球菌(おにぎり)などの細菌
感染が原因になります。
いずれも、食べ物が十分に調理されていない時
や、料理人の手洗いがきちんとなされていない際
に感染するとのこと。
これらの細菌が、腸粘膜に付着・侵入したり、細菌
が出す毒素の影響などで腸管粘膜に炎症が起き
るそうです。
ほとんどが腹痛、発熱、血便(私はなかった)で
始まり、細菌性胃腸炎は腹痛が比較的強く、腸の
動きが悪くなって腹部が膨満することもあります
(何も食べていないのにどうして胃が膨らんでいる
のだろうと不思議に思いましたが納得)。
発熱は細菌感染に伴って持続。嘔吐も現れます
が、ウイルス感染によるものより比較的遅れて
出現するそうです。
ちなみにこちらには細菌性胃腸炎の症状と種類が
一覧になっています。
http://foodpoisoning.e840.net/h130000.html
尚、この間口にしていたのは、妻が薦めてくれた
「OS-1」という経口補水液。
WHOの提唱する経口補水療法(Oral Rehydration
Therapy;ORT)の考え方に基づいた飲料で、
その組成は、ORTを発展させた米国小児科学会(
AAP)の指針に基づくもの。
これには本当に助けられました。
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