『なにがあっても、ありがとう』

”真の智者には、動中おのずから静があり、
真の仁者には、静中おのずから動がある”

 
かつて「論語で一生を貫いてみせる」と、若き日に決意した大経済人がいました。

幕末から明治、大正、昭和初期の時代を生き抜き、500もの会社設立に関与して、
日本経済界に偉大な足跡を残した、渋沢栄一翁
”わがままにも卑屈にもならないために、必要なのが「礼」です。

人に悪く思われたくないという表面的な礼儀正しさではなく、

常に頭を下げて物事や人から謙虚に学び、学びに感謝することです。

 
「礼」を備えれば、自然に動物脳がコントロールされ、

適切な判断ができるようになります。”


篠浦伸禎先生(都立駒込病院脳神経外科部長)から以前そうお聞きしました。
次回(2/27)の照隅会「神渡良平人間学」、ゲストは渋沢栄一翁の令孫である

鮫島純子さん

 
人生は、よく「偶然」の積み重ねだといわれます。
その中で私達は、いろいろな人と出会い、つらいことや楽しいことを経験し、

生きていくのではないでしょうか。

 
しかし、鮫島さんは、それを「必然」だと言います。
すべての出会いや出来事、境遇は、「自らが、この世に生まれる前に、

心を磨くために決めてきたこと」だと。

 
苦手な人、つらい出来事、置かれた境遇……
鮫島さんの考え方を知れば、人生を悩ませる多くの出来事を、

とても楽にとらえられるようになるはずです。

どんな出来事にも感謝してしまう93歳の「人生論」

 
『論語で一生を貫く』

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”