「雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル」
(宮沢賢治「雨ニモマケズ」)
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル」
(宮沢賢治「雨ニモマケズ」)
日本神話における、「アマテラスとスサノオの相克と和解」、「出雲・稲佐の浜でのオオクニヌシの国譲り」、「陽の当たる者と陽の当たらない者との葛藤と恩讐を超えた国づくり」。現代に深く通じること。古語にある統治・支配を意味する、「シラス」と「ウシハク」。
日本では古来より、天皇はシラス(治ス)者であり、決してウシハク(領く)者ではない。
神の血をひく直系子孫の天皇は、神から王権を委ねられ、そのもとに政務を司る者に対して権威を授ける者。「シラス」とは、精神的な統治を表し、権力関係を伴わず、天皇は国民を大御宝と呼び、国民は他の誰かの支配を受けることはない。
神の血をひく直系子孫の天皇は、神から王権を委ねられ、そのもとに政務を司る者に対して権威を授ける者。「シラス」とは、精神的な統治を表し、権力関係を伴わず、天皇は国民を大御宝と呼び、国民は他の誰かの支配を受けることはない。
この「シラス」による統治は、高天原での天の岩戸開きの後、権威と権力を分離するという手法が生まれ、ニニギノミコトが天孫降臨し日本式の統治として続くもの。
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