『見えぬけれどもあるんだよ』

『令和の時代は、考えるよりも感じることが

大事になる』

昨日の照隅会のゲスト瀬戸龍介さん(音楽家)が

語っていた言葉。自らありのままを大切にする

ということ。
そして次回のゲスト高野登さん(人とホスピタリ

ティ研究所 代表) が示された講演題は、『

感性のスペックを進化させるには』。

分野は異なれども、神渡良平先生にご縁ある

研ぎ澄まされたとても豊かな感性をお持ちの

お二人が共通して挙げられる「感じる」こと

の大事さ。

 
複雑さを増し、予期せぬ変化が日々起こる

ようになった現代では、安定の時代に合わせ

られたルールや正解では対応できない。 


一見変化がなく静的に見える自然界は、実は

動的な変化が常に起きている。地球環境、

国内外、現代の人間社会はこの動的な変化に

どんどんなっている。


見えるものを見るのみでなく、見えないもの

をいかに感じられるか。

もちろん考えることを否定するではなく、

自分が感じたことの意味やタイミングなど

を考えることは大切。


賢き先人が言っていた言葉、「直感は過たない」

が心に強く響く。感じたものをありのままに

表現する。


現代、問われるのはまさしくその人、その会社

の「真善美」であり、これは決して偽ること、

真似のできないもの。

「星とたんぽぽ」 金子みすず
 
 青いお空のそこふかく、
 海の小石のそのように
 夜がくるまでしずんでる、
 昼のお星はめにみえぬ。
 見えぬけれどもあるんだよ、
 見えぬものでもあるんだよ。
 
 ちってすがれたたんぽぽの、
 かわらのすきに、だァまって、
 春のくるまでかくれてる、
 つよいその根はめにみえぬ。
 見えぬけれどもあるんだよ、
 見えぬものでもあるんだよ。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”