『国民のために生きた男』

アフリカの西部の内陸、 サハラ砂漠の西南に、
オートボルタう国があった。 

奴隷貿易やフランス植民地支配など、この辺りの
い歴史を持つ。 

 












これといった資源もなく、 土地も豊かではなく、
ともあり、 1960年独立以降も、
ずっと、世界で最も貧しい国の一つた。 
 
赤ちゃんの5人に1人は、1歳まで生きることができず、 
学校に行ける子どもは、16%だけ。 
国民の90%以上が、文字の読み書きができず、 
一人当たりのGDPは、年間100ドルを超える程度。 
 
そして、他の多くのアフリカの国同様、政治の主導権
は、独立後もフランス
にあり、 オートボルタは不正の
はびこる国だった。 
 
5万人につき、たった1人の医者といった医療制度。 
税金の払えない貧しい人々に対し、時には「女性」を
。 

人口の0.3%ほどの役人の「給料」に、国家予算の
70%
込み、 予算が足りなくなると、外国に
 
 
人々が、普通に飢えや病気で、次々に死んでいる
世界で、1980年代1人の男が立ち上がった。 
 
名前を、トーマス・サンカラと言った。
 
彼は、軍人であり、ジャズギタリストであり、そして、
だった。 

サンカラは、友だちのコンパオレと共に、1982年、
し、 1983年大統領に就任。 
若干33歳だった。 
 
彼は、実行する男だった。  
 
軍の倉庫を、この国初の「スーパーマーケット」に
改装
し、一般の人々に解放。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”