「人間学」と「脳科学」の密なる関係。
2012年から開始した”照隅会”では現在、
2つの勉強会を開いています。
☆「神渡良平 人間学」(人間学の学び)
講師:神渡良平先生(作家)
☆「適脳適所」(脳科学の学び)
講師:篠浦伸禎先生(都立駒込病院脳神経外科部長)
2012年から開始した”照隅会”では現在、
2つの勉強会を開いています。
☆「神渡良平 人間学」(人間学の学び)
講師:神渡良平先生(作家)
☆「適脳適所」(脳科学の学び)
講師:篠浦伸禎先生(都立駒込病院脳神経外科部長)
「社風のよい会社」の条件である、「メンバーの構成員
がお互いの強みを熟知している」、「仲間の成功を
心から応援できる」、「みんなが所属するコミュニティ
を愛している」
これらを満たすのには、やはり「人間学」と「脳科学」
が必須であると強く感じます。
毎日のようにどこかしらで起きている電車での人身
事故。あるいは、他者に対する思いやりに欠けた
言動、ふるまい。先日この両方を私自身体験しました。
こうしたことが起こるその裏には、人間が持つ
「私」の脳がストレスによって限度を超えて働く
ことで、体の異常や引きこもり、相手への
攻撃、などの問題行動を引き起こすことが、
篠浦先生による「脳のメカニズム」からわかります。
大脳辺縁系は、人間の脳の中心部にある本能に
忠実な動物脳です。
ふだんは人間脳である大脳新皮質がコントロールして
いるのが、様々なストレスによって弱まると動物脳は
暴走します。
篠浦先生は、『動物脳というのは、保身のために
働く「私」の脳と言い換えられ、現代日本人の傾向
では「私」にこだわり過ぎている人が多い』
といいます。
そして、『人間学は先賢の知恵として「私」から
離れなければダメだ』と説いてきました。
戦後、米国主導による知識偏重の教育や資本主義
により、個人や企業の利益を重視する左脳に偏った
社会が作られてきました。
脳外科の最前線に立ち、覚醒化手術で
国内有数の実績を上げている篠浦先生は、
精神疾患に悩む患者さんの治療に
神渡良平先生の書かれた「安岡正篤 人間学」
を読むように薦め、大きな効果を上げています。
神渡先生は、『人間学が説いているのは、
自分の主体性を育てよう、そしてその自分は
”大いなる存在”に見守られ、導かれている』
『人生というのは、決して負けたら終わり、
後がないというようなものではなく、
私たちに実りある人生を送らせようとして、
手痛い失敗からも学ばせ、軌道修正させて
いるように思える』
と語っています。
結果が出なければ落とされるというサドンデス
という現在の日本社会の中で、子どもたち
から若者、中高年、お年寄りまで、人々は極端に
緊張して生きています。
神渡先生がいつもおっしゃる「天に棄物なし」
の言葉に救われ、人生に希望を見出す人々
がこれからも多く出ることでしょう。
「脳科学」が明らかにする、私たち一人ひとり
の思考や言動に表れる人間性の科学的な仕組み。
そして脳科学が進めば進むほど、根本的な答えを
示す智慧として重要視されるようになってきた
「人間学」。
神渡先生から「一隅を照らす」の意を込めて
名付けていただいた「照隅会」が開く
人間学を学ぶ場「神渡良平 人間学」と
脳科学を学ぶ場「適脳適所」。
ぜひ一度ご参加ください。
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