日本国民の今の生活実態や意識が、各種調査から
明らかになりました。
明らかになりました。
・「一番お金を自由に使えると言われている世代が
幸せを感じていない」
・「20・30代は生活や将来に不安を抱えていながらも、
生活の満足度は以前より高い」
・「出産や育児、家族の介護など家事を行うのは
依然として女性が多い」
・「20代後半で経済的に自立」
・「9割は毎日誰かと会話」
・「4割は生活が苦しいと感じている」
厚労省の発表で、2012年の日本人の平均寿命は、
男性79.94歳、女性86.41歳で、男性は過去最高になった
ことがわかりました。
(世界の50カ国・地域と比べると、女性は1位、男性は5位。
女性は2年ぶりに世界一へ返り咲き)
私たちそれぞれの人生、何に価値を置くかで求めるものは
違ってきます。家族、仕事、お金、友達、趣味・・・
あなたは何に価値を置いて、毎日生活していますか?
参考に人間は自分自身が成長しながら、他人(社会)にも
貢献している時、最高の充実感を味わうという最新の
脳科学の研究結果が出ています。
以下は各種調査の結果です。
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①国交省 2012年度「国土交通白書」の結果
(全国の満20歳以上の男女4千人の回答。
地域、世代、性別について実際の人口構成比に
合わせて割付を行ったもの)
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h23/index.html
■今後の収入や資産の見通し
・不安を抱えている:全体の28.5%
(30代は39%、20代は32.1%)
■10年後の社会のイメージ
・「不安がある社会」「暗い社会」:
20~30代:39.6%
(完全失業率は、20〜24歳で2012年7.9%)
■現在の生活に「満足」・「まあ満足」
(1977年の満足度を100とした場合の比較)
・20代:121 ・30代:112
・50~70代 100未満
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②厚労省 2012年度「雇用均等基本調査」の結果
(調査対象は全国の4160事業所)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-24.html
■育児休業制度のある事業所の割合
・事業所規模5人以上:72.4%
・30人以上:94.2%
(前年度と比べて上昇)
■実際に育児休業を取得した割合
・男性:1.89% ・女性:83.6%
(男女ともに前年度より減少)
■育児休業期間の取得期間
・女性:「10か月~12か月未満」33.8%
「12か月~18か月未満」22.4%
「8か月~10か月未満」13.7%
・男性:「5日未満」41.3%
「5日~2週間未満」19.4%
「1か月~3か月未満」17.9%
「2週間から1か月未満」14.8%
■介護休業制度の有無
・事業所規模5人以上:65.6%
・30人以上で:89.5%
■実際の介護休業制度の取得率
・規定がある事業所:6.8%
・規定がない事業所:1.5%
■介護休業者の男女の割合
・男性:20.5% ・女性79.5%
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③厚労省 国立社会保障・人口問題研究所
「生活と支え合いに関する調査」の結果
(全国の1万1千世帯、20歳以上の成人2万1千人余
を対象)
http://www.ipss.go.jp/ss-seikatsu/j/2012/seikatsu2012.asp
■20~60代で自分の親に経済的支援をしている人
・男性14.3% ・女性10.5%
(2007年の前回調査より増えている)
■20代における生活費用の担い手
・20~24歳:親に全額か一部を担ってもらっている
割合が高い
・25~29歳:本人・配偶者・その両方の割合が高い
(20代後半に経済的自立を果たす傾向がある)
■普段の生活の中で、電話を含めて他人と会話
している割合
・毎日:60歳未満では各年代ともに男性93%、
女性96%前後
60歳以上だと年齢が上がるにつれて低下
80歳以上では男性76.1%、女性81.4%。
・「2週間に1回」以下:全体では2.1%。
一人暮らしの65歳以上の男性の場合、16.7%(高齢
男性の社会的孤立の懸念。所得が低いほど「毎日」
会話する人の割合は低い傾向)
■いざという時に頼れる家族や親族がいるか
・「いる」:全体の7~8割
・「いない」:65歳未満4.9%、65歳以上3.5%
■現在の暮らし向きについて
・「普通」:約半数
・「苦しい」:約4割(特に無職男性でその割合が高く、
30代66.9%、40代71.9%、50代65.1%という結果)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」 を思います。
”誰もが明るい未来を信じていた昭和30年代の東京
下町を舞台に、 個性豊かな人々が織りなす心温まる
人間模様を綴った名作。”
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