『いつも神様は私たちを大きく見守っている』

「何ごとのおはしますかは知らねども 
かたじけなさに涙こぼるる」

第62回伊勢神宮式年遷宮にあたり、御白石持行事
に参加しました。


ふだんは天皇皇后両陛下しか参内できない皇大神宮
の新正殿の中に入ることができ、庭に白石を置かせて
いただきました。

只々感謝の気持ちだけが心に溢れ、この場にいられる
ことがなんとありがたいことだろうか、
魂の故郷を感じる懐かしく、そして特別な感情が
胸の奥に湧き、自然に涙が溢れていました。

冒頭に挙げた、西行法師が詠んだ句のまさに心境。


人々が大切に敬ってきた気持や、その二千年の様々な
歴史が詰まっている、日本の原点である伊勢神宮

人間一代の命の営みの中で、良い時もあれば悪い時もある。
けれども、いつも神様は私たちを大きく見守っています

御白石を置かせていただいた際に感じた、
故郷に迎え入れられたような懐かしさは、
もしかしたら魂が求めていた回帰であったのかもしれない
と思いました。


”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”