『必要なのは暴力や憎しみではなく、互いを思いやる気持ち』

今日も地球上のどこかで紛争が続いています。















・テロ組織「イスラム国」を巡る欧米や中東各国
によるシリア空爆

・民主政治を求める学生を中心とする市民組織
が抗議の座り込みを続ける香港

・親欧米と親露に分かれて火種が燻るウクライナ
情勢

・ミズーリ州で白人警官が黒人の青年を射殺する
事件が続く米国

・韓国と北朝鮮、軍事境界線挟み互いに射撃

・紛争の続く地域~スーダン、ナイジェリア、パレス
チナ、アフガニスタン、チベット


R&Bの名歌手マーヴィン・ゲイは、兵士として
ヴェトナム戦争に派遣されていた弟フランキー
からの手紙によって、想像を絶する戦場の
悲惨な状況
を知ります。

そして、そのことに触発されて作ったのが、
名曲「What’s Going On」
 









この曲は、1960年代後期からアメリカ全土で
沸き起こったヴェトナム戦争(1954-73)への
反戦運動を意識して作られたものとして
知られています。

共作者のひとりが、「当時、街中で日常茶飯事
的に繰り広げられていた、反戦を声高に唱える
若者集団とそれを押さえつけようとする警察と
の衝突がヒントになった」
と証言しています。

”戦場に駆り出される若き兵士たちが次から次へ
と命を落とし、彼らの母親たちは悲嘆に暮れている。

どうして僕たち若者が、大人の身勝手さが引き
起こした戦争の犠牲にならなければならないの
だろう? 

一体この世はどうなってしまったのか?
(=What’s going on?) 

今、必要なのは暴力や憎しみではなく、互いを
思いやる気持ちだというのに。
暴力では何も解決しない。

同じ人間同士が心を開いて語り合えば、問題
(戦争)を解決する糸口がきっと見つかるはず。”

この曲は、アルバムに先駆けて1971年1月に
シングルとして発表され、全米2位(R&Bチャート
では1位)
を記録。

その後、同名のアルバムが発売されました。
 
米国の社会問題の告発、連帯の呼びかけ、
愛、神への問いかけ
といった重厚なテーマが
盛り込まれています。

現代においてもそのメッセージは、心に深く響きます。
 

Marvin Gaye 「What's Going On」

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”