”魂の目で森を見、魂の耳でその木精を聴き、
宇宙を貫く変化の流れを理解することは、
私たち一人ひとりの責任です。
どんなに森が大きくても気づきを失わないで
いることは、一人ひとりの責任です。”
(北米先住民の言葉)
宇宙を貫く変化の流れを理解することは、
私たち一人ひとりの責任です。
どんなに森が大きくても気づきを失わないで
いることは、一人ひとりの責任です。”
(北米先住民の言葉)
ヨセミテ国立公園の伝説的な籠織、
ジュリア・パーカーさん。87歳。
日本の人間国宝にあたる彼女が、今年5月末
に引退されたことを最近、知りました。
私は1998年冬に初めてお会いし、その後
2000年にもお会いして様々なことを聴く
ことができました。
北米先住民の人々が受けてきた様々な苦難。
それに耐えながら、自分たちの伝統を子孫に
伝える精神の強さを、ミウォク族である彼女
は持っていたのです。
”答えはいつも自分の中にあるのです”
この言葉は、彼女からいただいた人生を
生きていく上での大事なアドバイス。
”「私たちは文字どおり毎日のように、世代から
世代へと受け継がれてきた古代の智慧を借り、
それによって自分たちの現状をそれまで以上
にはっきりと理解していきました。
「自分なりのやり方で」私は父に答えました。
「私たちも一族を支えているのね。
彼らが学んだものごとに耳を傾け、それを私たち
自身の思考に織り込んで、私たち自身のヴィジョン
の火にかざし、最後に私たちの理解の煙で燻して、
明日のために保存するんだわ。」
「私たちを通して、一族は最悪の冬以上のもの
を生きのびた。私たちを通して、一族は何世紀
もの時を生きのびてきたのよ」。
私は長いあいだ無言のまま、将来のもっと成熟した
自分に耳をすましていました。
いつの日か、人びとの学びを助けるために語るで
あろう、私自身の<祖母の声>に聞き入ったのです。
最後に、父の言葉が沈黙を破りました。「理解が
見えるよ」父は説明します。
「自分なりのやり方で」私は父に答えました。
「私たちも一族を支えているのね。
彼らが学んだものごとに耳を傾け、それを私たち
自身の思考に織り込んで、私たち自身のヴィジョン
の火にかざし、最後に私たちの理解の煙で燻して、
明日のために保存するんだわ。」
「私たちを通して、一族は最悪の冬以上のもの
を生きのびた。私たちを通して、一族は何世紀
もの時を生きのびてきたのよ」。
私は長いあいだ無言のまま、将来のもっと成熟した
自分に耳をすましていました。
いつの日か、人びとの学びを助けるために語るで
あろう、私自身の<祖母の声>に聞き入ったのです。
最後に、父の言葉が沈黙を破りました。「理解が
見えるよ」父は説明します。
「以前は質問しかなかったところに・・・いまは学びが
見える」。
そしてふたたび、父は待ちました。
私の思いが少しずつ方向を変え、耳を傾ける意志
が生まれるまで。
私が父のほうへ目を向けると、父はもう一度詠唱の
リズムをとりはじめました。あぐらをかいた膝を、
ゆっくり指で叩きながら・・・。」”
(「知恵の三つ編み」ポーラ・アンダーウッド著)
そしてふたたび、父は待ちました。
私の思いが少しずつ方向を変え、耳を傾ける意志
が生まれるまで。
私が父のほうへ目を向けると、父はもう一度詠唱の
リズムをとりはじめました。あぐらをかいた膝を、
ゆっくり指で叩きながら・・・。」”
(「知恵の三つ編み」ポーラ・アンダーウッド著)
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