『初春の気配』

穏やかな一日。

先日4歳になった愛犬ウェルと、近所の緑地公園をお散歩。

ふと見ると、桜の花が開花している。

 

早咲きの河津桜であり、最近の蕾の具合から、そろそろと

思っていたが、暖かな陽気にいち早く釣られた蕾が、

桃色の可愛らしい様を見せてくれた。

 

午後、今日まで一週間、つくばにある学校の短期入寮へ

行っていた息子を、駅へ迎えに行く。

 

ふと見ると、愛車エスティマのメーターが、105555の数字。

先日、私は55歳の誕生日を迎えたところ。この愛車は、

適度なメンテをしながら、実によく走ってくれて本当に

重宝している。 

毎朝5時頃から校技であるラグビーの寒稽古を行い、

日中は勉強に励み、寮に戻ってからまた勉強に

集中する短期入寮。

 

疲れた~と言って車に乗り込んだ息子だが、充実ぶり

がうかがえた。出る杭を伸ばすをモットーとする

中高一貫のこの学校で、これまで5年間様々に良い経験

をしてきた。

 

この四月から、いよいよ高三生。大事な受験の年だが、

これもまた人生の良き経験。思い切りやってほしい。

 

徒然にそんなことを思いながら、昨日お会いした、

同志社大学の岡本教授から頂いたお菓子を、妻と味わった。

京都らしさが感じられ、とても美味しい。

 

製造所のホームページを見て、作り手の思いを知り、

益々美味しく感じた。全てに共通することだが、

やはり思いが大切。

 

岡本先生のゼミに、大変有難くも今年から協力を

させて頂く予定であり、ご専門のグローバル政策や

経済のこと等をお聞きしつつ、先生の思いに深く共感する。

 

ささやかであるけれども、自分也に今この時を

生きているという実感を持てる、大きな喜びを感じられる、

有難い初春の一日。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”