どのような組織においても、艦長に当たる立場の
人間が、本来理屈として正しいとされることに反し、
何かを進めようとすることがあります。
その場合、誰がどのように止めるのでしょうか?
人間が、本来理屈として正しいとされることに反し、
何かを進めようとすることがあります。
その場合、誰がどのように止めるのでしょうか?
組織には必ず上の者に媚びへつらう者がいます。
自分の地位保全を優先に考えて動く者もいます。
映画「クリムゾンタイド」 (主演:ジーン・ハックマン、
デンゼル・ワシントン)
上司と部下とのやりとりにおいて、あるべき姿に
共感し、昔から何度見ても飽きが来ない映画。
潜水艦内だけで話が進むのですが、艦長と副長の
間にある対立が生じます。
ミサイル発射命令が出ていた状況において、
途中敵からの攻撃に遭い、外部からの受信機能
が壊れてしまいます。
実はその寸前、司令部から命令が届いていて、
これが問題を生んでしまうのです。
というのも、連絡装置が壊れたせいで、命令が
中途半端な形で受信されてしまいます。
述語のない命令文が届いたような状態になって
しまい、その解釈を巡り上司であるハックマンと
部下であるワシントンがぶつかり、これが物語を
駆動させます。
正しいことをきちんと言える者と、それをきちんと
理解して正しいと思うことを実行できる者が
いるかどうか。
貴方が所属する企業は、このような風土の組織
でしょうか?
「もちろんYESだ!」と言えたとすれば、貴方の
企業は今後も、社会から存続を認めてもらえる
でしょうね。
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映画「クリムゾンタイド」 あらすじ
ロシアの国粋主義社が、シベリアのICBM(
大陸間弾道核ミサイル)基地を占拠、
アメリカと日本を核攻撃すると宣言。
核戦争勃発の危機に、米海軍のSLBM(
潜水艦発射弾頭核ミサイル)搭載原子力
潜水艦『アラバマ』が出動する。
艦内での火災や敵潜水艦の攻撃など、
相次ぐ危機的アクシデントの中、
次第に対立を深める実戦派のラムジー
大佐と士官学校卒のエリート、ハンター少佐。
そして、ついに先制核攻撃のEMA(緊急
行動通信)が…。
今、極限状況のなかで対立する2人の男に
全人類の命運が委ねられた。
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