『知に勝る武器はない』

『本は教育の基本です。本の力で私たちの
未来を切り開き、生活を変えることができます。

知に勝る武器はありません。
書かれた言葉は最も強力な知の源です。』

 


パキスタンで女性にも教育の機会を与えるべき
と訴えてイスラム武装勢力に襲撃された
マララ・ユスフザイさん(16歳)の言葉。

父親のジアウディンさんは、私立学校を経営する
教育者
で、マララさんもこの学校に通い、
医者を目指していました。

彼女は女性教育の権利、個人の権利イスラム
武装勢力タリバン
のいるパキスタンで訴えて
いました。

彼女の名前が国内メディアに登場してすぐに、
彼女とその家族に対する脅迫行為は始まったと
いいます...。

そして、タリバンは公然と、マララさんを殺害する
と宣言。

2012年10月、スクールバスで銃弾に倒れます。
下校するためスクルーバスに乗っていたところ、
頭部や首を撃たれ、重傷を負いました。

マララさんはこの事件を機に、反イスラム教
過激派と、少女教育を目指す女性の戦いの
国際的シンボル
となります。

その後英国の病院で、マララさんの頭蓋骨
修復手術が成功
しました。



















「皆さん、私は生きています。
話すこともできるし、みんなの姿を見ることも
できます。

私は日に日に良くなっています。
皆さんが
私のために祈りをささげてくれたからです。

そのおかげで、私か神から新しい、第2の
人生を授かることができました。

私はこれからも人々のために、すべての少女、
すべての子どもが教育を受けられるように
尽くしていきます。」


英中部バーミンガムの高校に通うマララさんが、
同市立図書館の開所式で演説を行いました。

『いつの日か世界のすべての街にこうした
図書館が建ち、子供たちが成功の可能性を
持ちながら育っていけることが私の夢です。 

1冊の本、1本のペン、1人の子ども、
1人の教師で世界は変えられます。』


恐怖体験をした今もなお、教育を受ける権利を
主張
し続ける魂は、真に敬服に値するもの。

知に勝る武器はない、まさしくその通りですね。

そしてその知は、社会をより良くするため、
愛する人を守るため、希望ある未来を創る
ため、使ってこそ
輝くのでしょう。




















”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”