『自然の循環の中で生きる』

「私たち人間は自然からすべてをいただいています。
自然の循環の大きな環の中で生かされています」
 

武蔵嵐山志帥塾
で、「ニンジンから宇宙へ」
赤峰勝人さんにお会いすることができました。


以前私はこの本を購入して夢中になって読み、
「神草・神虫・神菌」が実はこの地球の生態系を
支えている
ことを知り・大変驚きました。

その昔、最高の野菜作りを目指して近代農業を
やりつくし、その上で「化学肥料、農薬、石油化合
物質」に頼らない自然生態系の循環農法に
たどり着いた
という赤峰さん。

50年以上、百姓道を歩いてきた赤峰さんの言葉は
全てたゆまぬ実践に基づくものであり、
だからこそ、その言葉にはたくさんの真実が
込められています。


「人間中心の見方をしていると、自然の循環が見えて
きません。

でも、植物や自然から見ていくと、世界は違った
見え方をします。

土から育った植物の命が私たちの命となり、
命をくださった食べ物の粕は糞になって、土に返される。

この循環に奇跡に気づくと、自分が生きる道もおのずと
見えてきます。」

コンクリートの土間に頭から落下してしまい、四十八針も
縫う大手術をし、18時間も意識が戻らない瀕死の状態
を、
赤峰さんはかつて体験されました。

そしてその状態から奇跡的に回復をする中で、
大きな気づきを与えられたそうです。

「この世に自分のものなど、なにもない。
自分だと思っていた肉体でさえ、自分のものではないの
ではないか。

肉体の命は大自然からのいただきもの。
私たちは、肉体を通して食べることの幸せを天から
与えられている。」
 

光の大切さ、水の大切さ、空気の大切さ、土の大切さ、
そこから生み出される食べ物の大切さや食べ物を育てる
御百姓の大切さ


そして今は誰も気づいていないだろう草や虫、菌の大切さ
を伝えるために、この道を進んできたのだといいます。 

直にお会いする中で、「循環のものさし」で世の中を
見ているやわらかく温かな波動を心地よく感じさせて
もらいました。

自然の大切さと、肉体の命の尊さ、そして「循環」の意味を
実感する
こと。

あらためて自覚すると共に、実践を目指していきたいと思います。

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”