「考えることですべてが解決できるとは思いません。
しかし「できる」と信じて考え抜くエネルギーは、間違いなく、
自分自身の心のエンジンを大きくさせる作用があります」
今度の日曜日開催の「神渡良平人間学」にゲスト出演
していただく高野登さん。
しかし「できる」と信じて考え抜くエネルギーは、間違いなく、
自分自身の心のエンジンを大きくさせる作用があります」
今度の日曜日開催の「神渡良平人間学」にゲスト出演
していただく高野登さん。
高野さんの著書「リッツ・カールトン 一瞬で心が通う
「言葉がけ」の習慣」を読み直しています。
その中の章、「絶対に大漁にしてもらわないと困るんです」
が印象的でした。
マウイ島のリッツ・カールトンが開業したての頃、
大手旅行代理店の担当者が無茶ともいえる依頼を
してきたそうです。
ある企業の報酬旅行のグループが滞在する間に
開かれる太平洋上での「クルーザーでの釣り」プログラム
について、普通に考えたらあり得ない依頼。
「この3日目の「釣りプログラム」ですが、今回の旅行
の「ハイライト」なんです。」
「はい、そううかがっています。みなさま楽しみにして
いるようですね」
「そうなんです。それで、あの・・・絶対に大漁にして
欲しいんです」
「えっ、大漁に、ですか!」
「はい、大漁にして欲しいんです」
「絶対に、ですか」
「はい、絶対に、です」
大漁でなかったら帰れないと言わんばかりの担当者を
見て、高野さんは気がつくと「なんとかしましょう」と
応えていたそうです。
しかしアイデアはまったく浮かばず、ほかのスタッフに
相談しても、「太平洋のど真ん中で絶対に大漁にする
なんて、クレージーだよ」と言われてしまいます。
しかし・・・結果、当日は大漁となり、お客様は大喜び。
旅行社の担当者は感激のあまり泣かんばかりだった
といいます。
多くの無理難題に対応してきた高野さんでも、
その時ほど胃がひっくり返る思いをした経験は
なかったそうです。
ではその時のアイデアとはどんなものだったのか?
気になる方はどうぞ、「リッツ・カールトン一瞬で
心が通う「言葉がけ」の習慣」をお読みくださいね。
高野さんはこの事について、冒頭に紹介した言葉で
括られています。
「考えることですべてが解決できるとは思いません。
しかし「できる」と信じて考え抜くエネルギーは、
間違いなく、自分自身の心のエンジンを大きくさせる
作用があります」
明日にでなく今から始められる勇気を与えてくれる
言葉です。
0コメント