『寅さんが言っていた言葉』

今日の「サス学」授業。
今年最後のテーマである「未来の仕事づくり」
成果発表まで、残り2週間。

生徒たちはそれぞれのプレゼン発表に向けて、
内容の深堀りに取り組みました。

「感情」と「理性」のバランス
をいかにとりながら、
聞き手の人たちに自分の描いた未来と仕事
の姿を語ることができるのか。

小4~中2までそれぞれいつも以上に、
自分自身と対話をしていたように感じられました。


ところで最近、BSで映画「男はつらいよ」の特集
を行っていて、我が家ではちょっとしたマイブーム。

寅さんを初めて見た息子は、すっかりお気に入りに。

授業を終えての帰り路、寅さんが言っていた言葉
がふっと頭に浮かんできました。

「例えば、日暮れ時。

農家のアゼ道を一人で歩いていると考えてごらん。

庭先にりんどうの花がこぼれるばかりに咲き乱れて
いる農家の茶の間、明かりがあかあかとついて、
父親と母親がいて、子供がいて、賑やかに夕飯を
食べている。

これが、これが本当の、人間の生活というもの
じゃないかね、君。」
(第8作『寅次郎恋歌』)


これぞまさに、情景が浮かび、腹によく落ちてくる
語り


やっぱり日本人には、寅さんが必要です。

 












”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”