『百年の時は一瞬にすぎない』

「立命」、命を立てるということを思うに、
一人の偉大な日本人を想います。

幕末・明治維新の精神的支柱
吉田松陰


江戸末期鎖国
にあった日本へ、米国の黒船
二度目に現れた際、松陰は密航を企てますが
失敗


24歳であった松陰
は、次の言葉を言ったそうです。

『今ここで海を渡ることが禁じられているのは、
たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。

今回の事件は、日本の今後3000年の歴史に
かかわることだ。

くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを
傍観することは我慢ならなかった』

幕末期は若者たちが国の歴史を変えていった
時期
であり、松陰はその魁となった人物。

その行動と影響力の源は、自らの志により
命を立てんとしたこと
にありました。

安政5年、当時14歳の山田顕義に吉田松陰が
書き送った漢詩。松陰の志がよく感じ取れます。

立志尚特異(志を立てる為には人と異なる事を
        恐れてはならない)
俗流與議難 (世俗の意見に惑わされてもいけない)
不思身後業 (死んだ後の業苦を思い煩うな)
且偸目前安 (目先の安楽は一時しのぎと知れ)
百年一瞬耳 (百年の時は一瞬にすぎない)
君子勿素餐 (君たちはどうかいたずらに時を
        過ごすことなかれ) 


NHK「その時歴史が動いた」
~幕末立志伝 今こそ変革の時 吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作の挑戦~
 http://www.youtube.com/watch?v=x3nGVfymDgk















”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”