『それぞれの光を捜し求める長い旅の途上』

「人間にとって、きっとふたつの大切な自然が
あるのだろう。

ひとつは、日々の暮らしの中で関わる身近な
自然である。それは道ばたの草花であったり、
近くの川の流れであったりする。

そしてもうひとつは、日々の暮らしと関わらない
遥か遠い自然である。そこに行く必要はない。
が、そこに在ると思えるだけで心が豊かになる
自然である。

それは僕たちに想像力という豊かさを与えて
くれるからだと思う。」 

(星野道夫著『長い旅の途上』)

”私たちはそれぞれの人生の中で、ターニング
ポイントがあります。”

自分の意志や都合とは関係なく、突然にそれ
までの人生をがらりと変えてしまう衝撃
その後の生き方に大きな影響を与える出来事


辻光文先生の言葉。

「生きているだけでいけませんか」

”そもそも人間とは、そしていのちとは、
この自分とは何なのですか。
「いのちはつながりだ」と平易に言った人がいます。
それはすべてのものの、きれめのない、
つなぎめのない
東洋の「空」の世界でした。”
 
 
 


















岡部さんが再生の日々の中で感じられた、
「風が頬をなでる」ことの心地よさ

気づいた眼で観えた、この世界は何て美しい
のだろうという深い感性
  
再生のお話を聴きながら、私は一つの言葉を
想い出していました。
 
「きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し
求める長い旅の途上なのだ。」

星野道夫
 
 

”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”