”多くの人は自分が生きてる世界の価値基準
を俗世的なものに固定しすぎているんですね。
一時間の倍は二時間であるとか、一千万より
一億のほうが多いとか、そういう価値基準に
縛られすぎて、この世の中をおもしろくなく
してるんですよ。
を俗世的なものに固定しすぎているんですね。
一時間の倍は二時間であるとか、一千万より
一億のほうが多いとか、そういう価値基準に
縛られすぎて、この世の中をおもしろくなく
してるんですよ。
せっかくこの世に生まれてきたからには、
「私の真実」というのをたくさん生きなければ
損じゃないですか。
ぼくらが生まれてきた価値というのは、そこに
あると思うんです。”
(河合隼雄)
現代の様相を表す言葉の一つ、「デジタル・ディバイド」。
「デジタル・ディバイド」とは情報格差とも呼ばれ、情報
通信機器の購入費用や使いこなすスキル、通信インフ
ラの有無などにより、得られる収入や情報量の格差、
利用できるサービスの格差などを指しています。
新しい通信インフラが登場する毎に、人間関係や
コミュニティが多様化され、一方で社会に分断と断絶
を生み出していることも事実。
携帯、スマホ、Webアクセスの無料メールのアドレスを
用い、コミュニケーションする相手を変える現代社会。
ツールと人間関係を多様に使い分けている現代人。
そしてその向こうには、それらにアクセスできる条件が
無いため、特定のコミュニティに参加することができない
人々がいることもわかります。
情報通信機器を持つものと持たざる者に対する
格差の拡がり。
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