『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その62012.12.31 03:00ケチカンに戻ると、ウイリーが港で待っていてくれた。再会したばかりの私たちに、彼はいきなり一つの話を始めた。「ミチオは君達の旅をずっと始めから見守っていたのだよ」
『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その52012.12.30 01:00「ミチオの人生の最終目的はヒトを愛することを学ぶことでした。彼はヒトを愛しきったのです」フェアバンクスに住む絵本作家のメアリー・シールズさん。メアリーさんは、アラスカで最も人気の冬行事として知られる「イディタロッドトレイル犬橇レース」を女性で初めて完走。このレースは、毎年3月の第...
『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その42012.12.28 22:00ケチカンでは、先住民の長老として町の人達から尊敬されているエスター・シェイさんに出会うことができたのも、この旅での大きな喜びだった。そのきっかけは、ふと入った土産物屋の壁に掛かっていたラグを購入したことからだった。妻がとても気に入ったそのラグには、北極の大地に朝日が登りはじめ、広...
『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その32012.12.27 20:00学校を卒業した翌年の2001年、結婚を11月に控えていた。私は婚約者の彼女に、新婚旅行についてある提案をした。それは、ミチオさんの足跡をたどるような旅をしたいこと、場所はカナダ・クイーンシャーロット島、南東アラスカやフェアバンクスで、12月は相当寒いかもしれないが、きれいなオーロ...
『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その22012.12.26 18:00何年前のことだろうか、ある時、本屋で手にした雑誌に、ミチオさんの未発表モノクロ写真が載っているのを見つけた。それは、カラー写真では何度も目にしていたカナダ・クイーンシャーロット島の写真だった。
『ReBorn 星野道夫さんの足跡を辿る旅』その12012.12.25 15:302002年8月7日記 岸 和幸敬愛する星野道夫さんがカムチャッカで亡くなってから、昨年で早10年。彼の遺した表現物に共鳴する輪がますます大きくなり、深い感動を持つ方たちが増えています。 10年というメモリアルに、私なりの追悼の意味を込めて、足跡を辿る旅の思い出をまとめた記録を以下...
『一期一会を大事にするということ』2012.12.23 16:18「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」.「修身教授録」を著された森信三先生の心に深く響く言葉。今年1月から独立したことで、様々な方たちとお会いする機会を頂き、意義ある出会いに感謝する日々。出会いの際に心がけるようにしていること。
『本当に心からみんなに感謝している』2012.12.22 04:11『人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。そのかわり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。』
『生成発展する水に学ぶ』2012.12.15 11:25近年、豪雨や台風などによる災害規模が大きくなるばかり。豪雨が降る度に、土砂災害の被害を多く聞きます。土砂災害を引き起こす大きな原因の1つは雨です。日本は世界の国々の中でも特に雨が多い国で、年間の平均雨量は約1700ミリ(世界の平均は約970ミリ)で、その多さがわかります。
『教育って感動だと思います』2012.12.01 09:31「教育って感動だと思います。子供たちのちょっとしたことに、周りの大人が一緒になって喜んであげることが、子供たちに感動を与えるための第一歩です」