『自分の幸せを祈るかのように、誰もが微笑みかけてくれる国』2014.10.30 14:06『日本人は目に見える一切の森羅万象の背後に、超自然の神霊を考え、山川草木から井戸、かまどにいたるまでそれを司る神を見る。日本人はこの国土を創造した神々の子孫である。神道とは、その祖先崇拝の思想で、死ねば霊となって子孫と国を守ると考える』
『子どもの星をかがやかせよう』2014.10.28 05:17『自分は自分の主人公 世界でただひとりの自分を創っていく責任者』「いのちの教育」を信念とした教育者であり、日本のペスタロッチーと呼ばれた、東井義雄先生の言葉。子供たち一人ひとりに授かっている“いのち”の花を咲かせようとした東井先生が、68歳の頃中学生を前にあるお婆さんの話をした...
『伊勢神宮に学ぶ大和の心』2014.10.26 04:462013年、伊勢で神宮式年遷宮が行われ、一連の行事の中に御白石持行事があり、ありがたくも参加することができました。受入団体の一つ、修養団にお世話になった全国からお集まりの善男善女に対して、修養団の寺岡賢さんが講話。
『人間力を支える己の人生の深さ』2014.10.19 01:33「逆境」について、以前見たNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のゲスト、菊池恭二さん(社寺工舎代表)の体験を思い出します。岩手の農家の次男坊であった菊池さん。一般大工に弟子入りして修行してから、宮大工に興味を持ち、法隆寺の鬼と呼ばれた西岡常一棟梁に弟子入り。そこで自分の底の浅さ...
『レジリエンスで逆境を乗り越える』2014.10.18 14:25最近よく聞く言葉の一つに「レジリエンス」があります。”あらゆる状況に対する反応の仕方を制御し、挑戦や逆境から立ち上がる能力”先天的な能力ではなく、誰にでも学習可能なスキル。この「レジリエンス」という概念が注目され始めたのは1970年代。
『森が消えれば海も死ぬ』2014.10.15 07:44「秋の日は釣瓶落とし」気がつくと早、陽が雑木林の向こうへ落ちようとしています。台風一過の夕暮れがあまりにきれいで、息子を呼んで一緒に見とれました。
『人生の最後を幸せに過ごせる社会』2014.10.12 03:59「社会に価値あること、正しいことをやっていればお金はついてくる。正しくないから戦略が要る」武藤真祐氏(祐ホームクリニック理事長)の言行一致さを記事で知り、衝撃を受けました。
『才覚を持つものと発掘するもの』2014.10.08 00:11ノーベル賞委員会は、2014年のノーベル物理学賞を、名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学の天野浩教授、およびカリフォルニア大学の中村修二教授に贈ると発表。
『雨の日とジムノペディ』2014.10.05 00:20「3つのジムノペディ」(エリック・サティ作曲)古代ギリシャの祭りで、戦死した兵士を悼むための若者たちの裸の踊りをもとにした、ゆったりテンポが雨の秋日に心地よい曲。
『宝積を目指した平民宰相』2014.10.04 06:56司馬遼太郎「街道をゆく3 陸奥の道」を久しぶりに読みました。岩手一県はこれをもって四国に相当するほどの広さをもつだけでなく、明治以降の日本における最大の人材輩出県。例えば文学界には石川啄木、宮沢賢治、山口青邨、政治家では米内光政、後藤新平、斉藤実、原敬、学問思想では金田一京助、萬...